研修2日目。
オンパクをささえる地域のパートナーさん達1人につき研修生2~4人のヒアリング担当を振り分け。
「鉄輪湯けむり散歩」ガイド、大阪出身の河野さん。他地域出身ながら地域の魅力を熱心に語ってくれる方は、松江にも何人もおられます。そのような方からは努力と地域への深い愛着を、ひしひしと感じられるものです。
大黒屋さんに到着。地獄蒸し釜で蒸したタマゴを、まちあるきの中で気軽に食べられるメニューとして提供するしくみを、オンパクで実現されました。約6分の蒸し時間の間=大黒屋さんのお話タイム。まさに「まちへの愛着を語る人」でした。
あつっあつっ言いながら、地獄蒸しのタマゴをいただきました。「せーの、まいうー!」みんなで声出すって良いね。
鉄輪湯けむり散歩の後は、バスで移動し別府市柳・隠山地区へ。柳茶屋来良楽・永井さんがエプロンでお出迎え。地場産野菜を煮込んだ大鍋の中に、皆でだんご(小麦粉生地を細長くのばしたもの)ののばし方を教わり、郷土料理のだんご汁を作りました。たくさんのおいしい野菜中心の料理と一緒にいただきました。研修生の皆の活き活きした顔!体験型プログラムの重要さを実感。
柳・隠山地区は別府から標高の高いところまで登って行った山里。オンパクのプログラムで、まずは知名度を上げることから始めた。しかし新しい取り組みを進めながら、平穏な地域住民の暮らしの良さを守ることには、ひずみが生じるリスクもあります。小さな里で、地域の足並みに気配りをしながら前に進むというのは大変苦労の伴うことなのでしょう。しかし永井さんには地域を元気にしたいという強い意志が感じられました。この事例は、島根でも参考になる地域がたくさんありそうです。
別府のまちづくり関係者との大交流会!乾杯の音頭は、翌日も登場の高崎さん。
「竹瓦界隈・夜の路地裏散歩」プログラム体験にて。流しのはっちゃんぶんちゃん。「流し」という、すたれた職業を、オンパクによって復活し大人気に。なくしたくない職業、建物、文化、郷土料理などを、オンパクで主役に引き上げるというのは、ぜひ島根でも実現したいです。
いやいや~研修生たちが1曲ずつでマイクを離してくれて良かったー。